芦生の森ハイキング
もう数十年も前から一度は行ってみたいと思っていた、京都大学の芦生演習林、2003年4月から名称が変わり、「京都大学フィールド科学教育研究センター森林ステーション芦生研究林」という長いながい名称になった。
通称、京大芦生研究林
9月初め京都新聞旅行センターが「芦生の森ハイキング」の募集をしているのを見て、さっそく申し込みをした。
妻の和子と、姪の弘江ちゃんと友達の山下さんの4人で参加の予定で申し込みをしたが、その後取引メーカーMの招待で有馬温泉と松茸狩りの案内があり、和子がそちらの方に出席することになり、その代わりとして私の友人の高橋君を誘った。
出発は10月24日(火)で京都駅八条口を午前8時に出て途中、四条大宮で高橋君と他の参加者を乗せて、五条天神川を北進して福王子から周山街道(国道162号)を懐かしの高雄、中川、小野郷を通り笠トンネルから京北町(今は京都市右京区)細野から周山の中心部に入った。
さらに北上して下弓削、上弓削を通り、やっと美山町に入った。
伝統的建造物の美しい茅葺き合掌造りの集落を見ながら、ほどなく美山町自然文化村に着いた。
ここまで約2時間半かかった。
ここから専用のマイクロバスに乗り換えて芦生の森へ入っていく。
京都市内では快晴だったのに、あいにくここから雨が降り出してきた。
一般車は入ることが出来ない林道を走ること約1時間。標高約300mの文化村から車幅いっぱいの未舗装林道を右に左に揺れながら、780mのケヤキ峠を越えて下谷に下り、さらに奥へと進み、廃屋となった作業小屋跡でバスは停車する。
雨衣を着てバスを下り、ここで7~8名づつが2つのグループに分かれてガイドに付いて歩き始めた。
この広い森は研究のための一部の植林を除き、ほとんどか原生林のままで数百年のブナやトチノキ、カツラやミズナラ、カエデなどの巨木の数々が保存林として大切に守られている。
落ち葉や小枝をひろい説明してくれるガイドさんにうなずいたり感心したりして歩く。
2回ほど沢渡りもして実に楽しい散策がつづいた。
しかし高橋君の足運びが途中からおかしいことに気が付いた。
これまでと違って、重く引きずるような歩き方であった。
「足が上がってないようやけど、大丈夫か」と聞くと、「ちょっとヒザが痛いねん」という。
「まあゆっくり歩いたらええがな」と云いながら一緒に歩いた。
沢渡りをして上の林道まで登り歩き出してしばらくして、高橋君がつまずいたように前に両手をついた。
「どうした!大丈夫か!」と声を掛けた。
手を取り立たせたが、どうも様子がおかしい。
聞くと、「沢渡りの時も足がもつれて、ちょっと転倒しそうになったんや。ちょっと目まいがした」という。
これは大変なことになったと思ったが、幸いガイドの女性が、「バスがケヤキ峠で待っているので、行ってここまで来てもらいます」と云って、5~6人のグループとケヤキ峠まで歩いていった。我々2人はその場で待っていた。
まもなくマイクロバスが戻ってきて一緒に峠まで乗っていった。
ケヤキ峠まではあとわずかであった。
高橋君と運転手を残し、私たち参加者は雨の中をこの780mのケヤキ峠からさらに急斜面を、939mのブナノキ峠を目指して登りはじめた。
しかし途中でガイドが、雨が強いので846mのブナの群生地あたりで引き返すという。
雨に煙った樹林を見たが、どれがブナの群生かわからない。
再びケヤキ峠まで下山して、マイクロバスに乗り山を下りる。
自然文化村に着いて館内に入る。
ここは立派な宿泊施設になっていて、旅館の着物を着た宿泊客も何人か見えた。
汗と雨で濡れた身体を拭いて着替えをして土産物の丹波の黒豆や納豆などを買う。
すっかり日が暮れた周山街道を、途中の高雄でトイレ休憩をして京都へ向かう。
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コメント
面白そうな散策やな。私も行ってみたいわ。
しかし、高橋さんは大丈夫やったんかな?
脳梗塞の前兆とかとかちゃうか?
雨が降って残念やったな・・・でも、それも味があっていいのかも。
投稿: なお | 2006年11月10日 (金) 18時40分